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将来は手術だといわれ続けた重度の骨格性反対咬合だった私が手術抜歯無しで咬み合わせを直した話【矯正治療】【受け口】

こんにちは、からえぶです😊

 

今日は、最近話題に出ることも多くなってきた歯の「矯正治療」について、

私の経験とともに矯正のすべてを!話していこうと思います。

 

https://pixabay.com/go/?t=image-list-shutterstock&id=1052270132

1、私は重度の反対咬合だった。

私は矯正治療を始める前まで、重度の反対咬合だったんです。

あ、反対咬合っていうのは、人間は本来上あごの歯が下あごの歯よりも前に来て、かぶさっているはずのかみ合わせが逆になることです。

私は生まれつき平均的な人より下あごが大きく、上あごが小さかった

ため重度の反対咬合と診断されました。

3歳くらいで歯医者に行ったところ診断されましたw早w

たぶん日本中の患者さん探してもそうそういないくらいひどかったです、当時は。

日本人は顔の形的にヨーロッパ人よりも反対咬合と診断される数が多いらしいですね。

2、反対咬合(受け口)には二種類の患者さんがいる

まあ反対咬合について知らないといけないので詳しく書いていきますね。

1、治りやすい受け口

こちらの特徴は原因は骨格ではない

ということです。普段の歯の使い方や体が成長していく過程上、反対咬合になってしまうことがあります。

後は生えてくる歯の向きなどが原因です。

かみ合わせが深いことが多く、一見重く見えがちですが

生まれつきではないので、治りやすいです。子供さんの場合は経過観察になるケースも多いですね。

2、骨格性の受け口

厄介なのがこちら。生まれつきなどであごの骨じたいが大きいケースです。

かみ合わせはそこまで深くはないケースが多いものの(私は深かったw)

直すのに時間がかかり、治らないケースがある上に、治療後に元に戻りやすいです。

3、「将来は外科手術」と言われた!?歯科医院の選び方

そんな重度の反対咬合だった私(8)。親に連れられ数々の矯正歯科を尋ねました。

しかしどこへ行っても「将来は手術ですね」と言われるばかり。

中には酷い医者もおり、母が「治るのか?」と尋ねたところ逆ギレされたこともありましたww

それでも良いところはないかと探し続け、8歳の夏にようやく治療スタートにこじつけたわけです。

皆さんもこれから歯医者を選ぶのであればなるべくよいところに行きたいですよね。

歯科医院選びで大事なのが、

  • 矯正歯科はなるべく多く行ってみる
  • ほかの患者さんのレビューとかもしっかり読む
  • 先生の人柄も話してみて把握!商売目的が強すぎないか、など。

 

4、いよいよ治療!具体的な内容は?痛いの?

いよいよ治療が始まります!歯科治療では、歯を大きく動かす第一期治療と、主に微調整、保定をする第二期治療に大きく分かれます。

私の経験も段階的にお話していきますね。

1、第一期治療 吐き気と痛みに耐える日々も、、、

まあ言ってしまえば最初が一番つらい。

まず、患者さん一人一人に合わせた装置を作るために歯型を作るわけですが、これがめちゃめちゃ吐く(w)。

要するに口にセメント入れる

わけですよ。私はもう何回も何回も歯型取ってきましたから慣れましたけど、小さい頃はこれがめっちゃきつかった!

今よりも固まりにくい素材だったのもあるでしょうが、子供にはなかなかきついです。

実際何度も吐きました。(まあこれくらいは耐えないとねw)

大人の方なら大丈夫と思いますが。

小学校低学年までくらいだときついかもです。

そして装置を付けます!

私は小さい頃は取り外しできるタイプを付け、年齢が上がって行くとともに取り外しできないタイプに移行しました。

ここで注意!装置を付けると大変虫歯になりやすくなります!

歯磨きは最低限しっかりやりましょう。

で、装置はつけてからの3日ぐらいは痛さで悶絶w(※あくまで子供の感想ですww)

痛くて満足に食事もとれませんでした。痛すぎて学校休んだこともありました。

でも自分の歯が動いているのがわかる

んですよね。なんだか不思議な感覚です。

ただ3日くらいすると痛みはだんだん減っていきます。

それが通院するごとに繰り返される感じですかね。

まあ第一期治療の間だけだし耐えられると思いますよ!

2、第二期治療

私が現在してる治療がこちら。

大きく歯を動かすことは少ないですが、、後戻りしないよう保定装置を付けたりします。

こっちの治療の方が時間はかかるっぽいですね。

ごくまれに第一期治療が終わった段階で歯医者の言うことを聞かずに完全に治ったと勘違いして治療をやめてしまう方がいるみたいですが、絶対にダメ

です。後戻りどころかもっとひどくなってしまいます。

お医者さんの言うことは絶対に守りましょう!

5、度重なる引越し!転院はどうした?

さて、 私の父は転勤族だったので私もよく引っ越しをしました。

そのせいで今まで二回も転院をしました。

転院するときには、先ほど書いた医者選びの方法にプラスして、

  • 転院前のお医者さんから転院先の医院を選んでもらう
  • 転院前と転院先の治療方針が一致する医院を選択する
  • 転院前と転院先がちゃんと連絡取れるようにしてもらう

のが重要な条件ですね。

歯医者さんって研修とか頻繁に行ってるらしく、意外と遠くにも知り合いの歯医者さんがいたりするんですよね。

私も相当離れた引っ越しをした時も、歯医者さん同士のつながりがあってスムーズに転院することができました。

 

6、ここだけの話!6年間でいくらかかったの?

次は気になるお金の話です。

正治療は高額で手が出しにくい。。。なんて人も多いと思います。

実は矯正治療は保険の適用外なので手が出しにくいのもわかります。

ただ子供であれば高額医療費の補助金をだしてもらえることもあります。

また大人であっても顎変形症などと診断されれば補助が出ることもあります!

保険の適用外とはいえ様々な方法で補助金を受けることは可能なんです。

実際いくらなのか?ということですが、正確には計算していないのと、転院したせいで余計にお金がかかってしまったのがありわりとアバウトになってしまいますが

ざっくり6年で100万くらいです。

ただこれから補助金分2-30万は返ってくるかもです。

※あくまで私の場合ですので参考程度に!

 

6、これから反対咬合の治療を考えている患者さんへ!

続いては重度の反対咬合患者だったわたしから、同じ反対咬合の患者さんにメッセージ!

反対咬合って、いろいろある歯列異常のなかでも結構大変だと思うんです。

治療もそうだし、見た目に表れやすい。

私も治療前(今も否めないですが)下あごがコンプレックスでした。

周りの人に下あごについていろいろ言われて傷ついたこともありました。

治療は痛かったりめんどくさいけど、絶対に見た目綺麗になります。

それを信じて頑張ってください!

あと、反対咬合って診断されたら早めに治療始めましょう!

子供さんであれば小学校低学年くらいに始めるといいみたいです!

7、矯正してみてどうだった?正直な感想

次に、私が矯正治療を始めてみて、正直どう思っていたかを話します。

 矯正始めてどうだったか。その答えを簡単に言うと、

矯正は始めてよかったです。

矯正をしていると気づきにくいですが、顔周りの見た目がどんどん変化してきます。

昔の写真とか見ると「なにこれー変!」ってなりますw

私の場合は始める前が酷かったので特にそうなのですが、

一年前とかの横顔の写真を見るとびっくりしますね。

もちろん痛みとかで嫌になることは何度もありましたが、

結果として矯正を始めたことに後悔はない

です。あのまま歯並びを放っておいたらと思うと…

怖くて何も言えなくなっちゃいますw

とにかく治療はやってよかったです!

まとめ

歯科治療は、やりましょう!

絶対に得だと思います!